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2007年12月 7日

うまくいく人が実践する時間管理術 - 日本世相調査研究会 ☆

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正直に言うと、今年読んだ最悪の本です。ここまでひどい本もめったにない。。。これほどの酷評の理由は、この本に内容がなく、さらにタイトルと中身が全く一致していなかったため。

うまくいく人が実践する時間管理術―ちょっとした時間のやりくりが成功を生む
うまくいく人が実践する時間管理術―ちょっとした時間のやりくりが成功を生む
日本世相調査研究会 (編さん)
¥ 680 (税込)



時間管理「術」が知りたい

タイトルでは見ての通り「時間管理術」を紹介する本のように書いています。もしかしたら著者の方はそのつもりで書いているのかもしれませんが、全く「術」の部分がかかれておりません。ここでいう「術」とは具体的な方法、How toのこと。たとえば、無駄にしている時間を見つけてなくす方法とか、仕事を早くかたずける方法とかのこと。

たとえば、

ただ漫然と1時間机にしがみついているのも1時間ですが、その1時間のうちにどれだけの成果を上げることができるかこそが、最も大切なことだということを忘れてはいけません。
質の高い時間を積み重ねることで、あなたの評価や能力もステップアップしていくのですから。 - p71

と書かれているのですが、いかにその質の高い時間を生み出すか、という最も大事なところが書かれていません。こういう当たり前の一般論だけでは、この手の本としては無意味です。

一般論ばかりであることに加えて、もうひとつ気になるところは、かなり著者の思い込みで話をしている感があるところ。たとえば、渋滞の話で書かれている、渋滞でじっくり待つ人と渋滞を抜けて別の道を行こうとする人の話。ここでは渋滞を抜けて別の道に行こうとする方が、無駄な時間をなくそうと努力していて良い、という風に書いてあります。しかし、現実問題として、よく知らない道に入って逆に時間がかかってしまうということもよくあることです。渋滞を抜けて別の道を行こうとする人は、ただ単純に計画性がないだけではないでしょうか。

批判してばっかりでもあれなので

さすがに批判ばっかりも悪いので、良かった点も一応。

一番最初に、「自分の時間のものさし」を持とうという話があります。3分で何ができるのか、30分なら何ができるのか、をしっかり把握しておこう、ということです。これはかなりいい考え方だな、と思います。時間をうまく使えないことの原因の一つとして、「時間予測」ができないこと、というのが挙げられると思います。そういう時にこの「物差し」があればうまく予測することができます。また、少しの余った時間でも、今何をできるのか見つけることができるようになりますしね。ただ、ここでもその「いかに物差しを見つけるか」が書かれていないことが残念。

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