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2007年11月17日

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか - 梅田 望夫

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「ウェブ進化論」の著者梅田 望夫氏の新刊です。ブログ界隈ではかなり話題になっているようで、毎日結構な書評を見ます。と言いつつも書評です。

まず、一言で言うと、「ウェブのみならず現代を生きる人にとって必読の一冊」に入ると言っていい本。内容としては、ウェブで今何が起こっているのか伝えるという意味合いが強かった前書にたいして、これはその時代で生きるすべを模索する、というお話。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
梅田 望夫 (著)
¥ 777 (税込)



一身に二生を生きる時代

まず冒頭で「一身にして二生を経る」という福沢諭吉の言葉を引用して、今の時代もそういう時代だ、と言っています。つまり、現代も明治維新のような大きな変化の時代。もちろん血で血を洗うようなことはありませんが、確かに「もうひとつの地球」はいまだ混沌とした状況で、その中で強い力を持った坂本竜馬のような人(グーグルなんか)が現れ始めているという状況はとても似ているといえます。

新しい時代には新しい職業もたくさんできるでしょう。新しい組織の形態もできるでしょう。それは今現在だけ見ると、どれが将来ずっと続いていって、どれがすぐ消えていくのかわからない。そんな中で生き残る(survive)するにはどうすればいいかについての指針を与えてくれるのが本書の役目。

目印をもて

この本で一つ大きな柱となっているのが「ロールモデル思考法」。細かくは本書を読んで欲しいのですが、簡単に言うと、「自分が惹かれている人を自分なりに分析し、その人のどこに惹かれているのかを調べ、その部分を自分の目指すところにする」という思考法。これを見つけることによって、視界の悪い「けもの道」でも方向を間違えずに進んでいける、そんな目標になります。

この手の本にありがちな、ただ危機感を煽るというのではなく、ちゃんとその一つの解を載せているという点で、本書の特にこの章は価値があります。もちろん人によって合う人合わない人いるでしょうが、参考になる生き方ではないでしょうか。

補足記事

ちょうど今日、「リアルの世界に生きる人は、ウェブ時代をどう生きたらいいのか--梅田望夫氏講演:前編:コラム - CNET Japan」「「たいしたことない自分」だから、本を書いた--梅田望夫氏講演:後編:コラム - CNET Japan」という記事が出てました。内容は本書を若干補足するような内容となっています。この本を読んでから読むと、ちょっと面白いかもしれません。
でも、皆さんが何かをやめないとこの本を読んだことにはなりません。大事なことを捨てないと、新しいことはできない。 - 「たいしたことない自分」だから、本を書いた--梅田望夫氏講演:後編:コラム - CNET Japan
結構厳しい言葉ですが、これからよく考えてみたいないようです。

おまけ

本の読み方にはいろいろあります。皆さんがもしブログに本の感想を書いてたら、僕は絶対に読んでます。それなりにITリテラシーはあるので、いろんな道具を使ってリアルタイムで捕捉しています。 - リアルの世界に生きる人は、ウェブ時代をどう生きたらいいのか--梅田望夫氏講演:前編:コラム - CNET Japan
とありますが、この書評も読んでくれているのかな?

外部関連サイト
リアルの世界に生きる人は、ウェブ時代をどう生きたらいいのか--梅田望夫氏講演:前編:コラム - CNET Japan
「たいしたことない自分」だから、本を書いた--梅田望夫氏講演:後編:コラム - CNET Japan
丸善での講演会の内容全部が公開されました - My Life Between Silicon Valley and Japan

  1. 例解UNIXプログラミング教室 - 冨永和人、権藤 克彦
  2. 私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる - 齋藤孝 梅田望夫
  3. Googleを支える技術 - 西田 圭介
  4. 小飼弾のアルファギークに逢ってきた - 小飼 弾
  5. 「へんな会社」のつくり方 - 近藤 淳也



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久々に読んだ良書である。 発売当初から買っておいてあり、日常の多忙さから時間に追われ先ほど読み終えたところである。 一言で言えば、興味深い考察の数々である。 [詳しくはこちら]

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