アルファギーク兼アルファブロガーとして有名なダンさんによる、ウェブの世界のアルファな人たちへのインタビュー本です。多分にダンさんの個人的趣味の入った人選のような気がしますが、どの方もこの業界にいる人ならば知っておくべき人です。アルファギークとアルファギークの対談という内容なので、非常に示唆の富んだ面白い内容になっています。とりあえず、番号が #0 から始まるあたりがギークっぽい(?)感じです。
ギークに必要な要素
弾 ウェブサイトを作るにあたって、最も重要なことは?2.0でなくてもいいので(笑)。
Evan 情熱かな。できると見込んだらやる、という。 - p82
弾 では質問を少し変えて、良いコーダーになるためにはどうしたらいい?これだけアルファギークを並べると、さすがにある程度その特徴が見えてきます。その中でどの人にも共通している部分の一つ目がこの「情熱」でしょう。コーディングや技術に対する情熱なくしてギークにはなれないようです。
Dave とにかく重要なのは情熱。コーディングを続けていくという情熱。 - p110
もちろん、「情熱」だけでなれたら苦労はありません。この人たちの他のただのエンジニアと違うその大きな特徴は、その情熱を発揮できる場を見つけたり、もしくは作ってしまう、という部分です。どの人も、自分の情熱を発揮できるポジションにいる。そういう場所を探しあて、躊躇なくそこに移る、そういうことができることもアルファギークになるためには必要なようです。
自信を持つことが必要
DHHの一番の特徴は、自信でした。もうみなぎっている。これほど自信にみなぎったギークは日本ではまず見られず、アメリカですら稀です。DHHの「アルファ」は、この自身という点にあります。 - p23
今回のインタビューで最も印象的だったのが、「それは私の才能ではありませんでした。」(That was not my talent.)という台詞。これは自分の得意分野に自信があるからこそ言えることで、この点に関してアルファギークたちは共通しているのですが、(略) - p115もうひとつ共通している点が、それぞれはっきりと自分の意見を持っており、しかもその意見に対して自信を持っているということ。自分の意見に自信を持っているため、ダンさんのツッコミにもくじけることなく、自分の意見を貫いています。自分の意見に自信を持っているからこそ、自分の行動にも自信を持つことができます。
この本はこんな「アルファギーク」と呼ばれる人の生の考え方をとりだした本になっています。アルファになりたい人も、そういう人を雇って使いたい人にも、ぜひ読んでおくべき本だと思います。
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