オタクコミュニスト超絶マンガ評論 - 紙屋 高雪
「書評と新刊情報 - 本が好き!」でいただきました。献本感謝。
まず、この本は漫画評の形をした社会論です。漫画についても批評していますが、この本での漫画評の本質は、漫画を通して社会を語る、ということ。それと、タイトルにもあるとおりコミュニスト(共産主義者)的な考え方が多分に入っています。そういうものに生理的嫌悪を覚えている人には受け入れられにくいかも。ただ、本書の場合は、著者がコミュニストであるというのがいい感じのスパイスになっています。
オタクコミュニスト超絶マンガ評論- 紙屋 高雪、きあ
- 築地書館
- 1890円
書評/サブカルチャー

あらすじ 超絶なオタクである著者がそのオタク的漫画知識をもとに、漫画のおもしろさ、さらにはその漫画の背景にある社会・政治にまで踏み込んで書いた書評。 書評の内容としては、「オタク、恋愛とセックス、仕事、結婚・子育て、実家・学校時代、戦争と政治」。それぞれ、その漫画の評価だけにとどまらず、その漫画の作者やさらには読者がどのような人物か、漫画が描かれた背景はどうなっているのか、他の漫画との兼ね合いは?など、かなり深い漫画評が展開されている。
mkataigi