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2007年12月22日

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める - 築山 節

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最近、何となく仕事がはかどらない、コミュニケーションがうまく取れない、というような人が、その原因を見つけて、どのように改善すればいいかというのを書いた本です。もともとそういう分野を専門としているお医者さんが書いただけあって、実際の改善方法がかなり具体的に載っています。

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める
築山 節 (著)
¥ 735 (税込)

あらすじ

人間の記憶力や集中力、さらにはコミュニケーション能力などはすべて脳が影響しています。その脳も良くするための習慣を紹介することによって、人間の脳が本来持つ能力を回復させようというのが本書の目的です。

集中力を高める方法、自分の行動をコントロールする方法、記憶力を高める方法、コミュニケーション能力を高める方法について、それぞれ臨床の見地から具体的な改善方法を示してくれます。また、その具体例が、実行しやすい内容が中心のため、自分でちょっと気になるなー、という時に簡単に試してみることができます。

障害とまではいかないけれども、最近ちょっと集中力が切れやすいなーとか、記憶力が落ちてるな、と感じる人こそ読むべき本です。

かなり具体的

この手の本は、内容がやたら抽象的で、当たり前のことしか書いていないものが多いのですが、この本は臨床のお医者さんが書いたとのことで、かなり現実に即した解決方法が乗せられています。そのため、他の本ではちょっと無理だな?と思った人でも、この本の内容なら続けられるのではないでしょうか。

脳の機能というのは、意識して使っていかないとどんどん落ちていくものです。もともと使っていない機能のため、特に本人には気づきにくく、気づいた時には遅くなっていることも多いもんです。そのため、そういう部分のチェックも兼ねて、本書で自分の脳力について調べて、早いうちに改善方法を試してみるのもいいのではないでしょうか。

脳が冴えるというより元に戻る

本書は「脳が冴える」というタイトルですが、内容的にはむしろ、悪くなったものが元に戻るという感じ。中で出てくる例も、かなり症状の進んだ方の話ばっかりですし、ちょっと本の対象とタイトルで狙っているところがずれているような気はします。

「今でも普通にできているが、それを凄いあの人と同じレベルでできるようになる」というのは残念ながら本書ではかなえられないと思います。ただ、最近ちょっと集中力や記憶力が落ちてきたな、と感じる人には、その能力を回復させる手助けにはなるのではないかと思います。


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